公的医療保険と高額療養費制度

我が国は、 国民皆保険制度 によって全国民が何らかの 公的医療保険 に加入している。この制度を通じて、世界最高レベルの平均寿命と保険医療水準が達成されている。 医療保険とは相互扶助を目的とした制度で、加入者は病気や怪我に備えて収入に応じた保険料を徴収される。そして、加入者が...

かかりつけ医とかかりつけ薬剤師

日々の生活において、ちょっと風をひいいたときや 体調に不安があるとき、すぐに診察してもらえる医師 がいると心強いものである。必要なときに受診したり、健康状態を相談できる医師を「かかりつけ医」という。 かかりつけ医のメリット かかりつけ医を決めておくと様々なメリットがあ...

予防接種で感染症から身を守る

感染症の中には ワクチンによる予防接種 によって感染を防いだり、もしも感染した場合でも重症化を防ぐことができるものがある。とくに、免疫の働きや身体の弱い子供や高齢者では重症化する危険性が高いことから、ワクチンによる予防が勧められる。 ワクチンには 「生ワクチン」 と 「不活...

感染症から身を守る

細菌やウイルスなどに感染することによって引き起こされる病気を「感染症」という。 代表的なものが、冬になると大流行する インフルエンザ や ノロウイルス感染症 である。 また、肺炎球菌による 肺炎 は、高齢者ではインフルエンザに続く 二次感染 として発症することがある。高齢...

8020運動 歯を残して栄養を摂取する

「80歳になっても自分の歯を20本保とう」 として、1989年に提唱されたのが「8020運動」である。2011年に実施された厚生労働省の調査によると、この「8020」を達成している80歳は推定で約38%とされ、現在、3人に1人を超える割合まで増加を続けている状態である。一方で、...

フッ素でむし歯予防

むし歯予防に「フッ素」というのはよく耳にすると思われるが、正しくは「フッ化物」である。 我々が普段使っている歯磨き粉にもこの「フッ化物」は含まれている。 以下、「フッ化物」を分かりやすく「フッ素」と表現する。 むし歯を予防するため、日本ではフッ素を配合した歯磨きを使う...

口臭を日常のケアで予防する

口の中にある口臭の原因には、絶体、歯周病、むし歯、唾液の減少 などがある。 舌苔とは、舌の表面にたまった汚れのことで、白っぽい色や淡い黄色をしている。この舌苔にいる細菌が、汚れすなわちプラークを分解し、口臭の元になる口臭ガスを発生させるため、舌苔が多いほど、口臭が強くなる。 ...

正しい歯磨きの3つのポイント

1つ目は、歯の1本1本を意識して歯の外側も内側も磨くこと。1本ごとに、 歯ブラシを20~30回程度数ミリ水平に小刻みに動かして 、プラークを落とす。 2つ目は、 歯と歯肉の境目を意識して磨くこと 。歯と歯肉の境目にある溝はプラークが溜まりやすいところである。歯肉を傷つ...

歯周病が糖尿病を悪化させる

糖尿病によって、免疫の働きや傷を治す力が低下し、血管が脆くなってしまうため 、歯周病も糖尿病の合併症と認識されている。 また、重症の歯周病を放置すると、糖尿病を発症する可能性がある。これは、長期にわたる歯周病によって炎症反応がインスリンの働きに栄養を及ぼすためと考えられている...

歯周病のチェックで早期発見早期治療

痛みを感じないからと、気がつきにくい歯周病。その進行を見逃さないためには、症状を確認し、 定期的に自己チェックすることも大切 である。 出典:公益財団法人 8020推進財団「歯周病セルフチェック あなたはだいじょうぶ?」 1つでも当てはまれば黄信号! 毎日の歯磨き...