口臭を日常のケアで予防する


口の中にある口臭の原因には、絶体、歯周病、むし歯、唾液の減少などがある。
舌苔とは、舌の表面にたまった汚れのことで、白っぽい色や淡い黄色をしている。この舌苔にいる細菌が、汚れすなわちプラークを分解し、口臭の元になる口臭ガスを発生させるため、舌苔が多いほど、口臭が強くなる。

歯周病やむし歯になったり、唾液が減少すると、口の中に細菌が増殖する。その細菌が、舌や口の中の汚れを分解することで口臭が発生する。何の自覚症状もないのに周囲の人から口臭を指摘される場合は、歯周病が原因の可能性が高い。唾液が減少する原因としては、糖尿病などの全身疾患、薬の副作用、口呼吸や喫煙、唾液腺の病気、緊張やストレス、加齢などがあげられる。

8020推進財団


口臭の対処法


口臭を減らすには、その原因に対する適切な対処が必要である。
まずは歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどで、しっかり歯を毎日磨いてプラークを除去する。更に歯周病が原因の場合は、歯科で歯周病の治療を受ける。

舌苔を取り除くことも重要である。舌専用のブラシが市販されているが、普通の歯ブラシでも対応可能である。舌を傷つけないように注意して、優しく汚れをこすり落とす。歯磨きのときに合わせて行うと良い。舌苔の多い舌の奥にブラシを当てるときは、息を止めると吐き気を抑えることができる。また、このときは歯ブラシに歯磨き粉などはつけず、水で濡らして掃除する。身体の病気による口臭の場合は、内科を受診し、原因を明らかにして治療をおこなうこと。

唾液が減少している場合は、毎日の食事でしっかりと噛むことで、唾液の分泌を促す。また、ガムを噛む事でも効果があり、一時的に口臭を抑えることが可能。特に中高年の場合は、口の中が乾燥しやすくなるので、意識して唾液を増やすようにする。また、口の乾燥を防ぐため、鼻で呼吸することも心がける。

ライオン歯科衛生研究所