歯周病の原因はプラーク(歯垢)


プラークは、むし歯や歯周病菌など幾つもの細菌が集まって形成され、誰の歯にも付着している。自分の歯の表面を爪でこすってみると、爪につく白い色または黄白色のネバネバしたものがプラークである。
歯周病は、歯と歯肉(歯茎)の境目にある溝の中にプラーク(歯垢)が溜まることで、歯肉に炎症が起こる病気である。


歯周組織とは、歯肉、歯槽骨、セメント質、歯根膜の4つを指す。歯肉に炎症が起こると、歯槽骨が破壊されやすくなる。

http://www.jda.or.jp/park/trouble/index_02.html


  • 軽度歯周炎

歯肉炎をほうっておくと、炎症が広がり、歯周ポケットが深くなり始める


  • 中等度歯周炎

炎症が進行すると歯槽骨の破壊も進む。歯肉に腫れが見られ、歯がぐらつく。


  • 重度歯周炎

歯槽骨の破壊に伴って歯は支えを失い、大きくグラグラする。


健康な歯肉はピンク色で、歯と歯肉の境目は引き締まっている。一方で、歯周病の場合は、歯肉が赤く、歯と歯肉の境目の溝が深くなってできた歯周ポケットの中に、プラークや歯石が溜まっている。歯周ポケットの中のプラークや歯石は、歯磨きでは取り除くことはできないので、さらに歯周病が悪化するという悪循環に陥る。

歯周病は、あまり痛みを感じることなく徐々に進行していく。そのため、気づかないうちにはを支えていた歯槽骨が破壊されている。そして、土台を失った歯が自然に抜け落ちてしまうことさえあるのである。実際はを失う原因として多いのは「むし歯」より「歯周病」だと言われている。
また、歯周病は歯の周りにとどまらず、肺炎を始め、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病など、生活習慣病に悪影響を与えることがわかってきた。歯周病菌と歯周病の炎症によって増加した炎症物質が、歯肉の血管に入り込み、全身を巡ってしまうからである。