妊娠中も仕事を続ける女性は多く、職場に遠慮して無理をするケースが少なからずある。こんな時に活用したいのが「母性健康管理指導事項連絡カード」である。仕事を持つ妊産婦が、医師から通勤緩和や休憩、勤務時間の短縮などが必要との指導を受けたとき、母性健康管理指導事項連絡カードを提出することで、事業主に的確に伝えることができる。
事業主はその内容に応じて対処する必要があり、母性健康管理指導事項連絡カードを活用することで、妊娠出産後の女性が働きやすい環境づくりに役立つ。
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流産とは妊娠22週未満に起こるもの
流産とは、妊娠22週より前に胎児が死亡し、妊娠を終了することである。流産は妊娠の15%にみられるが、中でも多いのは妊娠12週未満に起こるもので、流産の殆どがこの時期に発生している。また、流産にはいくつか種類があり、対処法が異なる。
【原因による分類】
- 自然流産
人工流産以外の、自然に起きるすべての流産のこと。手術の有無は関係しない。
- 人工流産
母体を保護する目的で、母体保護法指定医によって行われる「人工妊娠中絶」のこと。
【症状による分類】
- 稽留流産
胎児が死亡しているが、出血や腹痛などの症状がない状態のこと。
- 進行流産
流産が進んでいる状態。子宮内容物が全て自然にです「完全流産」、一部が子宮に残る「不完全流産」がある。
【その他の流産】
- 感染流産
最近などによる感染を伴った流産
- 習慣流産
流産を3回以上繰り返している場合の流産
- 生化学的妊娠(生化学的流産)
超音波検査で妊娠が確認できるまでに、流産が起きること。妊娠に気づかない人も多い。
早産には母体の生活習慣が関わる
早産は全妊娠の約5%に起こる。原因は母体にあることが多く、不規則な就業時間や重労働による過労、子宮口が開きやすい体質、感染症などが関係している。
早産で生まれた赤ちゃんは、正常な分娩時期に比較的近い場合であっても肺の形成が未熟で、呼吸障害が長時間続くとの報告がある。
このことからも、早産はできるだけ予防するに越したことはない。そのためには母体の生活習慣の管理が非常に重要となる。過労を避け、かかりつけ医の妊婦健診を定期的に受けて、その指導を守ることが大切である。