過剰な不安や恐怖を感じる 不安障害


誰でも不安になることはあるが、日常生活に支障がなければ正常である。ところが、必要以上に不安や恐怖感がでてしまい、日常生活にも支障をきたすようになることがある。これを「不安症(不安障害)」という。自分では病気と思っておらず気づかない人が多いのだが、心の病気の中でも最も潜在的な患者数が多いと言われている。

不安症とはいくつかの病気の総称である。代表的な病気にパニック障害社会不安障害がある。
パニック障害は、不安や恐怖感により動悸、めまい、発汗、息苦しさなどの症状が現れるパニック発作が突然起こる。発作が起きたときに逃げられないような狭い空間や、人混み、、または一人でいるときなど特定の場所や状況で不安や恐怖感が高まるのが特徴。

社会不安障害は一般に広く知られている対人恐怖症とほぼ同じものである。人と係る場所や場面で不安や恐怖を感じてします。顔が赤くなる、緊張する、発汗、硬直などの体の症状も現れる。社会不安障害は子供の頃から悩んでいる人がほとんどである。


性格のせいではない


不安障害の症状は誰もが経験するありふれたもので、医療機関を受診しても体に異常が見つからないため本人も周りも、気のせいだとか、気にしすぎ、性格のせい、などと軽く済ましてしまうことが少なくない。不安障害は心の病気の一つで治療することができる。不安障害をほうっておくとアルコール依存症やうつ病などにつながることがある。不安障害が疑われる症状がある場合は、精神科や心療内科を受診しよう。

不安障害を悪化させる悪循環


不安障害は会社のプレゼンで失敗したなどのきっかけとなる出来事が必ずある。こういった出来事に対して、過剰に不安や恐怖を引き起こしてしまう考え方を「ネガティブな認知」という。きっとひどいことが起こると考えることで、不安や恐怖感が高まり、体にも反応が起こる。するとその症状への不安や恐怖が高まり、更に悪化するという悪循環が起きてします。