熟成肉のとりすぎで大腸がんに!?


はっきりとした原因はまだわかっていないが、ハムや、ベーコン、ソーセージなどの「食肉加工品」は、大腸がんのリスクを上げる「可能性がある」といわれている。また、これらの食品には塩分が多く含まれているため、とりすぎは高血圧を助長してしまう。

さらに、最近ブームになっている熟成肉の「赤肉」は大腸がんのリスクを上げる。赤肉は鶏肉などと比べると動物性脂肪やヘム鉄が多く、体内で消化する際に発生する代謝物などが、大腸壁の細胞に影響を及ぼすと考えられている。
このことから、国際基準では、赤肉の摂取量は「1週間で500g(調理後重量)」を超えないように」と勧められている。

Takachi R, et al.Asia Pac J Clin Nutr. 2011;20(4):603-12
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22094846


熱いものはがんになる


食塩のとりすぎががんの罹患リスクを上げることはよく知られている。
食事とガンに関する影響はこれだでではなく、国立がん研究センターの「科学的根拠に基づく発がん性・がん予防効果の評価とがん予防ガイドライン低減に関する研究」によると、食べ物や飲み物を熱い状態でとることは食道がんのリスクを上げることが「ほぼ確実」と判定されている。

あまりに熱すぎる飲食物は、できるだけ覚ましてから口に入れることが大切である。そうすれば、食道がんだけでなく、口腔がんや、咽頭がんのリスク低下も期待できる。


下の表は、生活習慣とがんのリスクについてまとめた表である。
確実にがんに影響する生活習慣は、過度の飲酒と、喫煙そしてウイルス感染の3つである。
いずれも1度で発症するわけではないが、発がんリスクを伴う生活習慣が長く続けば続くほど、ガンの危険性は高くなるのである。




日本人のためのガン予防法_2016改訂(国立がん研究センター)
http://epi.ncc.go.jp/files/02_can_prev/archives/E3818CE38293E4BA88E998B2E6B395_E694B9E8A8822016.pdf