お酒の飲み過ぎはがんになる!?
国立がん研究センター「多目的コホート研究2015」によると、男性の場合、1日あたりのアルコール量23g(日本酒で1~2合)以上の飲酒をする人は、時々飲む人に比べて1.6倍、がんの発生率が高くなることがわかっている。
部位別では、食道がん4.6倍、大腸がん2.1倍。
女性では乳がんのリスクが1.8倍である。
他にも過度の飲酒は口腔がん、咽頭がん、肝がんなどの原因になる。また、アルコール依存症を招いたり、高血圧や脂質依存症などの生活習慣病のリスクも高めてしまう。
厚生労働省は「健康日本21」の中で「節度ある適度な飲酒」を以下のように定義している。
「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度である。」
飲酒量を純アルコールに換算して分かりやすく表示する方法が多くの国で行われている。その基準となるのが、「standard drink(基準飲酒量またはドリンク)」で、各国で定められている。日本では1ドリンク = 10gという基準量が使用されている。
「1日平均、男性2ドリンク以下、女性1ドリンク以下」を適度な量の目安にしています。
| https://phio.panasonic.co.jp/kanri/03/pdf/alcohol.pdf |
飲酒のガイドライン(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-003.html
お酒の適量は1週間単位で
飲酒量を減らすには、いきなり減らすのは難しい。最初のうちは「今日は飲みすぎたので、明日は飲むのを我慢する」など、1週間単位で適量を守ることから始めると良い。
お酒を飲むときに合わせて考えたいのが、つまみの内容である。アルコールには食欲増進作用があるため、つまみに唐揚げやフライなどの油っこういものを用意すると、つい食べすぎてエネルギー過多になりがちである。豆腐や枝豆、野菜を使った料理など、低カロリーなものを選ぶようにする。