日本は自殺する人の割合が非常に高く、人口あたりの自殺者数は先進国を中心に34カ国が加盟するOECDのなかで第3位。バブル崩壊後の1998年に急増して以来、14年間以上にわたって自殺者数は年間三万人を超えていた。
ここ数年は減少傾向にあり、2万4000人程度である。自殺による死亡者は男性が女性の二倍も多く、40~60歳代に多いという傾向がある。
自殺を防ぐためには、周囲がいち早くその兆候を気づくことが重要である。注意すべき兆候は、「思い詰めた発言や表情をする」「身辺整理をし始める」「投げやりな発言をする」などである。このような兆候がみられたら本人を一人にしないで、精神科や心療内科を周囲の人が一緒に受診する。精神科を受診することに抵抗を感じる場合には、眠れていないけど、、、というように体の健康状態を気遣うことを伝えると良い。
過去に自殺未遂を図った人の半数以上が、再び自殺をはかることが明らかになっている。自殺の背景にはうつ病が関わっているケースが多いこともわかっている。
| 自殺のサインと対応 - 文部科学省 |
| 職場における自殺の予防と対応 - 厚生労働省 |